点検業務
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非破壊検査
(支柱路面境界部調査システム)
近年、全国各地で鋼製の照明柱、標識柱、信号柱など(以下、鋼製支柱)の倒壊や、劣化した標識柱に車両が接触し倒壊するなどの、人的被害や車両事故が多数報告されています。これらの多くは高度成長期にインフラ整備の一環として埋設された鋼製支柱の経年劣化による減肉や、繰り返し応力による材料割れなどが原因と思われ、早急な鋼製支柱の調査およびメンテナンスが必要となっています。
当社では、掘削せずに鋼製支柱埋設部分の腐食調査が可能なシステム「キズミー1」を使用し、事前に埋設部分の腐食の度合いを調査し、スクリーニング調査することで、掘削・検査・埋め戻し作業が削減できる、効果的で迅速な調査を行っています。
非破壊検査(コンクリートおよびアンカーボルトなどの健全性診断)
コンクリートやアンカーボルトの健全性診断は、目視確認とハンマー打撃による打音で確認していますが、点検者の経験値や周辺環境の差異により正確に判定できないケースが多くあります。さらに音や振動による判定はノイズが入りやすいために、定量的な判定を行うのが難しいのが現状です。
当社では非破壊によるコンクリート圧縮強度測定装置「コンクリートテスター」および「ボルトテスター」を使用して、打撃時の波形を記録・解析することにより強度などの推定を行い、迅速な健全性診断を行っています。
(コンクリートテスター)
(ボルトテスター)
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